
昨日、バッハの指導セミナーを受けるために、浜離宮まで行ってきました。
初級から中級、上級へと進むピアノレッスンの行程の中で必ずやらなければならないものがいくつかあるわけですが、
バッハが作曲した楽曲もその中の一つ。
でもこれが、ピアノ指導者にとってなかなか悩ましいものでもあるのです。
何しろ、作曲された時代が、はるか昔のことなので、弾き方は絶対これ!ということがなく

さらに、その頃というのは、今あるピアノはない!
楽器の違い、時代背景、文化などを考えつつ演奏者が思うところのバッハを弾くわけですが、
最近は、研究も進み、情報の共有も速くなったことから、
ずいぶん教え方も変化しています。
私も、昨日のセミナーでバッハに対する思い込みが少し変わりました。

ピアノの舞曲と深く関係していると思われる、バロックダンスも目の前で見れてとても良かったです。
バッハに限らず、ピアノのレッスンは私が子供のころの時代とずいぶん変化しています。
お子さんがとても忙しい昨今、効率のよいレッスンを考えていきたいですね。